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すみだ北斎美術館が10周年へ 区内校長会で教育プログラム紹介

墨田区内の小学校の校長が集まった

墨田区内の小学校の校長が集まった

 「すみだ北斎美術館」(墨田区亀沢2)が今年11月22日に開館10周年を迎えるのを前に、墨田区立小学校長会で区内の校長に向けた教育プログラムの紹介が行われた。

すみだ北斎美術館

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 同館では開館当初にも学校関係者への周知を行っていたが、教員の入れ替わりが進んだことから、改めて葛飾北斎と墨田の関わりや学校で活用できる教育プログラムを知ってもらおうと、墨田区教育委員会と連携して実施した。

 墨田区立小学校長会会長の中嶋保徳校長は「北斎は93回もの引っ越しを繰り返しながら、生涯のほとんどをこの地域で過ごした。子どもたちにとって地元ゆかりの北斎の魅力を知ることは非常に重要」と意義を語る。

 当日は、学芸員が「出前授業」や貸し出し教材について説明した。墨田区学校支援ネットワーク事業として実施している基本プログラムのほか、学校のニーズに合わせた個別プログラムも用意しているという。また、64枚セットの「アートカード」を使って身近な場所を描いた作品を探す活動や、タブレット端末を活用した授業向けに画像データをホームページで公開していることなども紹介した。

 大久保淳一館長は「前近代の日本の芸術家で、生誕地に専門美術館を持つのは北斎だけではないか。先生方との協力を通じて、より良い教育プログラムを提供したい」と意欲を見せる。

 企画した墨田区教育委員会指導室長で教育センター所長を兼ねる勝田光徳所長は「小学校の頃から地元の芸術に触れ、学びを深めることで、児童が故郷である墨田区を愛し、誇りを持って成長してほしい」と期待を寄せる。

 同館の担当者は「北斎に限らず、子どもたちのアート思考を引き出すさまざまな取り組みを用意している。子どもたちが郷土文化を語れる人に育つよう、学校での学習に活用してほしい」と呼びかける。

 同館は2016(平成28)年11月22日に開館。今年は開館10周年の節目を迎えることから、学校との連携をさらに深め、地域に根差した美術教育の充実にも取り組んでいくという。

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