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錦糸公園で初の「スミダブロックフェス」 墨田区内の地産地消イベント目指す

多くの来場者でにぎわう錦糸公園ステージ前

多くの来場者でにぎわう錦糸公園ステージ前

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 錦糸公園(墨田区錦糸4)で7月29日・30日の両日、「第1回SUMIDA BLOCK FESTIVAL(スミダブロックフェスティバル)」が行われた。

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ブロックフェスティバルは、ニューヨーク発祥のブロックパーティーから着想したフェス。ブロックパーティーはヒップホップの起源そのものとされ、街の中の一区画(ブロック)ごとに住民たちが集まる 1つの街の住民(ホーミー)が楽しむパーティーのこと。

墨田区を一つのブロック(区画・街区)と見立て、同イベント総監督の照喜名悟光(てるきな・さとみつ)さんと、実行委員長の井沢京太郎さんが、出演者・出店者・運営をオール墨田で開催し、住民たちが公園や道路で集まり、音楽鑑賞や屋台を楽しむイベントとして企画した。

 照喜名さんは「墨田区には『すみだジャズストリートフェスティバル』『ニクオン』という大規模な音楽系イベントがある中で、それらとどうやって差別化を図るか。特に出店者を募る際に苦労した」と振り返る。

「初めての開催でイベントのノウハウもなく、日程も隅田川花火大会と重なっている。本当に大丈夫かと心配だった。そうした状況の中で、たくさんの方や協賛していただいた企業の支えがあって無事開催でき、心から感謝している」とも。

 当日は天候にも恵まれ、気温は36度を超える猛暑日に。熱中症対策なども施し、墨田区ゆかりの飲食店が出店。商品を売り込む明るい声が会場に響いた。

 29日はケツメイシのDJ KOHNOさん、30日は音楽家の平川美香さんら、それぞれのトリを飾るゲストとして参加。6歳のギタリストから還暦のバンドマンまで、さまざまな出演者全員がアマチュア。音楽やダンスなど得意な演目を披露し、照喜名さん自身も学生時代以来、約20年ぶりに出演者として舞台に立ち、イベントを盛り上げた。

「多くの方に会場にお越しいただき、1回目としては大成功。来年に向けてオーディションも考えているので、受けにきてほしい。最高の舞台を僕たちが用意するので、味わったことがないような経験ができる、そこに立ったときに見える景色を、ぜひ感じてもらえれば」と呼びかける。

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