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両国駅ステーションギャラリーにひな人形 「幻の3番線」階段彩る恒例展示

両国駅ステーションギャラリーの階段に展示されているひな人形

両国駅ステーションギャラリーの階段に展示されているひな人形

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 JR両国駅構内の「両国駅ステーションギャラリー」に現在、ひな人形が展示されている。展示場所は、普段は閉鎖されている3番線ホームへ続く17段の階段で、千葉県勝浦市で開催される「かつうらビッグひな祭り」と連動した恒例企画として実施されている。

階段は17段ある

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 両国駅ステーションギャラリーは駅構内の通路空間を活用した展示スペースで、鉄道の歴史紹介や地域文化の発信の場として使われてきた。今回の展示では、ギャラリー奥に位置する3番線ホームへの階段の段差をひな壇に見立て、赤い毛氈を敷き詰めてひな人形を並べている。

 展示に使われている3番線ホームは、勝浦市で行われる「かつうらビッグひな祭り」に合わせて運行する臨時特急「かつうらひな祭り号」の発着拠点として、長年使われてきたホーム。現在は臨時列車の運行時など限られた機会にのみ使われ、通常はシャッターが閉じられていることから、「幻のホーム」とも呼ばれている。

 ひな人形展示は、JR東日本が勝浦への観光キャンペーンの一環として、両国駅を「勝浦への玄関口」と位置付けたことをきっかけに始まった。階段の高低差を生かした立体的な展示は2010(平成22)年ごろから続いており、駅の無骨な構造と華やかなひな人形の対比が特徴となっている。

 展示されているひな人形は、「かつうらビッグひな祭り」で全国から集められた人形の一部を、勝浦市や実行委員会から提供・譲渡されたもの。家庭で役目を終えたひな人形を再び展示し、多くの人の目に触れさせるという同祭りの取り組みとも重なる。

 期間中、通勤・通学客のほか鉄道ファンや観光客が足を止め、写真を撮る姿も見られる。展示は「桃の節句」(3月3日)に合わせて行い、歴史ある駅空間に一足早い春の雰囲気を添えている。

 観覧は駅の利用時間内に限られる。3月3日まで。

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