向島百花園で秋の訪れを感じる「虫ききの会」-閉園時間を21時まで延長

16時からは9種類の秋の虫をケースで展示。

16時からは9種類の秋の虫をケースで展示。

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 東武スカイツリーライン・東向島駅に近い向島百花園(墨田区東向島3)で現在、虫の声を聞きながら一足早い秋の訪れを感じる江戸時代から続く伝統行事「虫ききの会」が開かれている。

向島百花園名物「萩のトンネル」も、より風情ある景観に。

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 期間中、通常9時~17時の開園時間を21時まで延長(最終入園は20時30分)。園内の通路脇や「萩のトンネル」内に、地元の愛好家によって制作された絵あんどんやぼんぼりが飾り付け、風情ある景観を演出。絵あんどんに描かれている俳句や季節の植物画を鑑賞できる。

 16時からはスズムシやマツムシ、キリギリスの仲間など9種類の秋の虫をケースで展示。17時からは参加者の手でスズムシなどを園内に放す「放虫式」(先着40人)。日没後には35基の絵あんどんに明かりをともすイベント(先着35人)を実施している。希望者には「御成座敷」で「向島百花園茶会」がお手前を披露する(参加費2,000円)。

 25日には植物研究家、若林芳樹さんのガイドによる「野草ウォッチング」(先着30人)、26日には野遊び研究家の川島康義さんが教える「虫細工教室」(先着15人)なども開催。

 入園料は150円(小学生以下と都内に在住・在学の中学生は無料)。今月26日まで。

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