新日本フィルハーモニー交響曲楽団・特別演奏会「Hello!!シネマミュージック in Summer Vol.3」が8月11日、すみだトリフォニーホール(墨田区錦糸1)で開催された。
新日本フィルハーモニー交響楽団が映画音楽を演奏した。くるみ割り人形
新日本フィルハーモニー交響楽団による同公演は、映画音楽を中心に子どもから大人まで楽しめるコンサート。今回で3回目を迎え、全席完売となった。指揮は水戸博之さん、司会とプロデュースは堀井美香さん、リーディングは渡辺満里奈さんが務めた。
今回も過去2回に続き、子どもたちが舞台上でオーケストラの演奏を間近に体感できる「オケかぶり席」を設けた。「オケかぶり席」は、通常の客席ではなく、オーケストラが演奏する舞台上に子どもたちが座って演奏を聴く企画。回を重ねるごとに参加者が増えていることから、今回は客席を3つのブロックに分け、曲ごとに参加するブロックを入れ替える方式で実施した。
子どもたちはオーケストラの前方、指揮者より前のスペースに体育座りで並び、目の前で演奏する楽器や指揮者の動きを見ながら、オーケストラの音や振動を全身で体感した。
参加した区内の小学生からは「指揮者の方が踊っているようだった」「すごい迫力で、かっこよかった」「おしりから伝わる振動がすごかった」といった声が聞かれた。
同公演をプロデュースした堀井さんは「自分の原体験がベースにあって、それで子どもたちに舞台に上がってもらおうという発想になった」と話す。舞台袖から子どもたちの様子を見ていた堀井さんは「どの子も食い入るように見入っている姿を袖から見られてうれしい」と笑顔を見せた。
公演では、映画「ハリー・ポッターと賢者の石」の「ヘドウィグのテーマ」や「スター・ウォーズ」のメインタイトル、「となりのトトロ」「美女と野獣」「ハウルの動く城」など、映画で親しまれている楽曲を演奏。アンコールではディズニー映画「ピノキオ」の「星に願いを」を披露した。
演奏終了後には会場から大きな拍手が送られ、コンサートは幕を閉じた。