開業後初の冬のイベントとして「期間限定ライティング」を実施中の東京スカイツリーが12月23日、燃え続けるクリスマスキャンドルの炎をイメージした「キャンドルツリー」を初披露した。

絢香さんの歌声に合わせてスカイツリーが真っ赤に

　当日は東京ソラマチ8階「ドームガーデン」で、シンガーソングライターの絢香さんが出演する「X’mas Special Live Tokyo Skytree Town」を実施。22日に初登場した、白いベールをまとったライティング「ホワイトツリー」が点灯するなか、15時30分から絢香さんが自作曲「はじまりのとき」を歌い始めると、曲の途中でスカイツリーが徐々に消灯。歌詞が「はじまりのとき」にさしかかったのを合図に、「キャンドルツリー」が点灯した。

　「サンタが街にやってくる」と「きよしこの夜」のフレーズを挟んで、桑田佳祐さん作「白い恋人達」のカバーも披露され、これらの模様は東京スカイツリータウン4階「スカイアリーナ」のほか、渋谷など全国5都市18面の屋外ビジョンに同時中継された。

　歌手活動復帰後初となるこの屋外ライブに招待されたのは、ファンクラブ会員130人とソラマチのキャンペーン当選者20人。真っ赤なスカイツリーに感動した様子で「あまりに綺麗なので、本当は見上げながら歌いたかった」と絢香さん。このあと「せっかく集まってくれた皆さんにもう1曲」と、ステージ前の150人だけに「ツヨク想う」を歌い上げた。

　「キャンドルツリー」は24日と25日も「ホワイトツリー」を挟んで17時～19時、21時～23時に点灯予定。