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押上で「発達の地図を描く会」 人生の歩みを地図で表現

(左から)飛高加奈子さんともとおかまりさん

(左から)飛高加奈子さんともとおかまりさん

 人生や成長の歩みを地図として描き出すワークショップ「発達の地図を描く会」が6月14日、「すみだ生涯学習センター(ユートリヤ)」(墨田区東向島2)で開かれた。主催は、地域で対話の場づくりに取り組む「すみだダイアローグ」。

「発達の地図」のナビゲーターで作業療法士のもとおかまりさん

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 当日は午前19人、午後15人の延べ34人が参加した。会場には当事者や保護者、支援者のほか、地域活動に携わる人など幅広い立場の参加者が集まり、自身の経験や悩みについて語り合った。

 ナビゲーターは、NPO法人「はびりす」のもとおかまりさん。午前の部では、「発達の地図」の考え方や活用事例を紹介。不登校や介護、仕事と地域活動の両立など、参加者それぞれが抱える課題について共有する時間も設けられた。

 会場では、学校現場での配慮事例や保護者と支援者の対話による関係改善の事例も紹介された。参加者からは子どもの不登校や家族の介護、地域活動と仕事の両立などについての悩みや経験が語られ、参加者同士が互いの話に耳を傾けた。

 午後の部では、「沼地」「山の上」「大空」などについて説明を受けた後、参加者がワークシートを使って自身の歩みや経験を地図として描いた。グループで共有する時間も設けられ、対話を通じて互いの理解を深めた。会場では真剣な表情で話し合う姿が見られた一方、共感や発見から笑いが起こる場面もあった。

 参加者からは、「すべてを埋めなくてもいい、書けない場所にも意味があるという話が印象的だった」「自分の地図を描くことができた。どの世代でも使えると思う」「能力開発の場でも活用できるのではないか」といった感想が聞かれた。

 もとおかさんは「墨田区を訪れたのは学生時代以来。会場では保護者や支援者、地域の方々が立場を越えて語り合い、たくさんの物語に出会うことができた。街の温かさと人の温かさ、その両方に触れられたことがとてもうれしかった」と振り返った。

 「すみだダイアローグ」代表の飛高加奈子さんは「さまざまな立場の方々に参加いただくことができた。地域に安全な対話の場が広がるきっかけの一つになればと思う。今後も『発達の地図を描く会』を地域で開催していきたい」と話した。

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