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すみだ子どもPR大使、水族館でペンギン学ぶ 「じんべえ」も登場

子どもPR大使5人と高嶋悠加里さん、7月5日にプールデビューする「じんべえ」

子どもPR大使5人と高嶋悠加里さん、7月5日にプールデビューする「じんべえ」

 すみだ子どもPR大使が7月3日、すみだ水族館(墨田区押上1)を訪れ、マゼランペンギンの生態や飼育について学んだ。

まもなくプールデビューする「じんべえ」

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 参加したのは、区内の小学3~5年生のすみだ子どもPR大使、北浦彩智さん、千葉咲希さん、加畑真那斗さん、石野隼成さん、浦地瑛士さんの5人。すみだ水族館のペンギン担当、高嶋悠加里さんが講師を務め、ペンギンの種類や生息地、食べ物、繁殖や子育てなどについてクイズを交えながら紹介した。

 高嶋さんは、世界に生息する18種のペンギンのうち、南極の氷の上で暮らすのは2種で、多くはオーストラリアやニュージーランド、南米沿岸など比較的温暖な地域で暮らしていることを説明。同館で飼育するマゼランペンギンについて、自然界ではアルゼンチン沿岸などに生息していることや、飼育に生かすため現地で観察を行っていることなどを伝えた。

 今年、同館では「じんべえ」「きび」「だんご」「とうふ」の4羽が相次いで誕生。高嶋さんは、それぞれの成長や性格についても紹介した。じんべえについて「おっとりしていて、自分の時間を大切にする性格」と説明する一方、きびとだんごは「ねえねえ、遊ぼう、遊ぼう」と近づいていく人懐っこい性格だという。「2羽がじんべえを追い回すので、じんべえはきびとだんごがあまり好きじゃない」と話すと、子どもたちから笑いが起こった。

 マゼランペンギンの抱卵期間は約42日間で、オスとメスが交代しながら卵を温める。初めて繁殖するペアには偽卵を使って抱卵の練習をさせ、本物の卵を孵卵器で管理する場合があることなど、繁殖を支える飼育スタッフの取り組みも紹介した。

 質問コーナーでは、子どもたちからペンギンの子育てについて質問が相次いだ。「親は赤ちゃんにどうやって餌を与えるのか」との質問に、高嶋さんは、親が食べた魚を胃の中で消化し、それを吐き戻してヒナに与えると説明した。

 また、「赤ちゃんを親に育ててもらうか、飼育スタッフが育てるかは、どうやって決めるのか」との質問には、親が交代で卵を温められるか、自分自身も十分に餌を食べられるかなどを観察して判断すると回答。「子育てが始まると、子どもに一生懸命餌を与え、自分のことを大事にしなくなってしまうこともある」と話し、親の子育て経験なども踏まえ、飼育チームで話し合って決めていると紹介した。

 説明の途中には、今年最初に誕生したじんべえがサプライズゲストとして登場。子どもたちは間近に現れたじんべえの姿を観察し、高嶋さんの説明を聞きながら成長ぶりを確かめた。じんべえは7月5日、大人のペンギンが暮らすプールにデビューする。

 高嶋さんは「ペンギンの寿命は約30年」と説明。「30年後、私はもう水族館の飼育員ではないかもしれないが、皆さんは今年生まれたペンギンたちを30年後も見ることができる。ぜひ、ずっと見守ってあげてほしい」と呼びかけた。その上で、すみだ子どもPR大使に「『ペンギンのいるまち・すみだ』をぜひ多くの人にPRしてほしい」と期待を寄せる。

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