夏の風物詩「第49回隅田川花火大会」が7月25日、隅田川周辺で開かれ、2つの会場から計約2万発の花火が夏の夜空を彩った。一部で雨の予報もあり天候が心配されたが、大きく崩れることなく、予定通り開催された。
会場周辺では夕方から交通規制が行われ、墨堤が一方通行になるなど、街全体が花火大会ならではの雰囲気に包まれた。浴衣姿の家族連れや若者らが次々と訪れ、隅田公園や東京スカイツリー周辺、隅田川沿いの道路は多くの観覧客でにぎわった。
19時、桜橋と言問橋の間に設けられた第1会場で打ち上げが始まった。花火が夜空に開くたび、会場周辺から歓声が上がり、観覧客はスマートフォンやカメラを向けて夏の光景を楽しんだ。19時30分には、駒形橋と厩橋の間の第2会場でも打ち上げが始まった。
第1会場では、国内の花火業者10社が技を競う花火コンクールを実施。「江戸の夜空に愛と平和の華」「しゃぼん玉の思い出」「キノコとタケノコどっちが好き?」など、それぞれのテーマを表現した花火が打ち上げられた。テレビアニメ「ポケットモンスター」の「キャプテンピカチュウ花火」も夜空を飾った。
終盤には、第1会場で「絢爛豪華!! 墨堤の桜づくし」、第2会場で「天花満開!隅田川花火大絵巻」と題した花火が次々と打ち上がり、フィナーレを迎えた。
大会は、江戸時代の1733(享保18)年に始まった「両国の川開き」を起源とする。今回は第1会場で9507発、第2会場で1万650発の計2万157発を打ち上げた。