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隅田川で灯籠流し 平和祈念、災害鎮魂託して

隅田川とうろう流し

隅田川とうろう流し

 平和を願う夏の風物詩「隅田川とうろう流し」が8月15日、隅田川親水テラス・墨田区役所前うるおい広場(墨田区吾妻橋1)で行われた。

隅田川を流れる灯籠

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 「隅田川とうろう流し」は、関東大震災や東京大空襲などで亡くなった人を弔う法要として、1946(昭和21)年に浅草復興祭の中で始まった。その後、防潮堤の整備などにより1965(昭和40)年を最後に中止していたが、隅田川親水テラスの整備に伴い2005(平成17)年に復活。2018(平成30)年からは墨田・台東両区の協力事業として、隅田川の両岸で開催している。

 当日は18時30分からオープニングセレモニーを行い、墨田区観光協会の森山育子理事長や山本亨墨田区長らが出席。戦争や災害で亡くなった人への鎮魂と平和への願いを込めた。

 18時45分からは一般参加者による「とうろう流し」が始まった。参加者は、亡くなった人への思いや平和への願い、家族への思いなどを記した灯篭を順番に流し、墨田側と浅草側の両岸から流された明かりが隅田川の水面を彩った。

 隅田川周辺では、1923(大正12)年の関東大震災や1945(昭和20)年の東京大空襲で多くの人が犠牲になった。戦後の復興期に始まった「隅田川とうろう流し」は、80年にわたり形を変えながら受け継がれ、戦争や災害の記憶と平和への願いを次の世代につなぐ場となっている。

 会場には区内在住者のほか、国内外から訪れた観光客らも集まり、川面をゆっくりと流れる灯篭を見つめたり、写真に収めたりする姿が見られた。

 開催時間は18時30分~20時15分。

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