新日本フィルハーモニー交響楽団(墨田区錦糸1)は8月15日、2027年4月から2028年3月までの定期演奏会年間プログラムを発表した。
第5代音楽監督を務める佐渡裕さんの就任5シーズン目。長年ウィーンを拠点に活動してきた佐渡さんの指揮の下、これまでレパートリーの核としてきた、ウィーンで活躍した作曲家に光を当てる「ウィーン・ライン」をさらに発展させる。新シーズンは時代や地域を超えた作品を取り上げ、指揮者がソリストを兼ねる「弾き振り」や、作曲家自身による指揮も引き続き取り入れる。
「トリフォニーホール・シリーズ」には、指揮者のマリン・オルソップさん、アンドレイ・ボレイコさん、ジョナサン・ノットさんらが登場。佐渡さんは武満徹、シューマン、ベートーベン、ショスタコービチ、マーラーの作品を通じ、オーケストラの響きと表現を掘り下げる。
すみだトリフォニーホールで開く「すみだクラシックへの扉」は、引き続き「音楽で世界の旅へ」をテーマに展開。フランス、ロシア、ドイツ、フィンランド、オーストリア、イタリア、イギリスを代表する作品を取り上げる。
ヴァイオリニストの葉加瀬太郎さんが同楽団の定期演奏会に初出演するほか、神尾真由子さん、栗原壱成さん、上野耕平さん、宮田大さん、アレクサンダー・ガジェヴさんらが共演する。
各公演の出演者や曲目など、年間プログラムの詳細は新日本フィルのウェブサイトで紹介している。