墨田区は9月21日、台風25号の接近に備え、自宅で過ごすことに不安を感じる人が一時的に滞在できる「一時的な待機場所」として、区内2施設を開放する。区は、今回開放する施設は避難所ではないとしている。
開放するのは、「すみだ共生社会推進センター(すみなか)」(墨田区押上2)と「社会福祉会館」(東墨田2)。開放時間は同日10時から翌22日8時までを予定するが、状況によって早めに閉鎖する場合がある。
区によると、台風25号は21日昼ごろから夜間にかけて接近し、雨や風が強まる危険性があるという。区は災害応急対策本部を設置し、必要な対応を検討している。
「一時的な待機場所」を利用する場合、食料や飲み物、タオルなどの必需品は各自で用意する必要がある。両施設とも駐車スペースはない。区は、雨風が強い時間帯や夜間の移動は危険なため、十分に注意するよう呼びかける。
町会・自治会に対しては、祭礼などで使ったちょうちんやテント、その他の設置物が強風で飛ばされないよう、固定や保管状況を確認し、可能な限り早く撤収するよう要請。撤収作業の際も安全確保を最優先するよう求めている。
鉄道では、台風の影響により京成線に遅れが発生し、都営浅草線でも21日朝、一時ダイヤが乱れた。9時30分現在、都営浅草線、東武スカイツリーライン、東京メトロ半蔵門線は平常運転となっている。JR東日本は、中央・総武線各駅停車で22日早朝にかけて遅れや運休が発生する可能性があるとして、最新の運行情報を確認するよう呼びかけている。
現在、区内の避難所を開設する予定はない。今後開設する場合は、区のホームページや安全・安心メールなどで知らせる。区は、飛ばされやすい物の片付けや排水溝の清掃を事前に行い、雨風が強まる時間帯の不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。
区は「一時的な待機場所」の開放について、区ホームページのほか、公式LINEやエックス、フェイスブックなどでも発信している。