すみだ水族館(墨田区押上1)で9月19日、小笠原諸島で生まれたアオウミガメの赤ちゃん2頭のお披露目会が行われ、「星」と「空」と命名された。
2頭は7月13日生まれのきょうだい。名前は小笠原村立小笠原小学校の5年生が「伝えたい小笠原の魅力」をテーマに考えた。小笠原の空が日中は澄み切った青色に、夜は満天の星に包まれることから、どこまでも広がる青空と星空のように、のびのびと健やかに育ってほしいとの願いを込めた。
お披露目会では、飼育スタッフが2頭を来館者に紹介。甲長と体重を測定し、「星」は甲長8.5センチ、体重115グラム、「空」は甲長9.3センチ、体重138グラムだった。その後、2頭を5階「オガサワラベース」の展示水槽に移すと、来館者が見守る中、ひれを動かして元気に泳ぎ始めた。
同館は2012(平成24)年の開業以来、小笠原村と連携してアオウミガメの保全活動に取り組んでいる。小笠原で生まれた赤ちゃんを約1年間育て、外敵に襲われにくい大きさまで成長させた後、故郷の海へ返している。これまでに42頭を受け入れており、今回の「星」と「空」は43頭目、44頭目となる。
展示水槽のそばでは、甲長や体重の測定結果を掲示し、2頭の成長を伝える。1日3回の「ゴハンの時間」も設け、餌を食べる様子を間近で観察できる。
公開は来年8月下旬までを予定する。入館料は大人2,500円、高校生1,800円、小中学生1,200円、幼児800円。