見る・遊ぶ

墨田出身の林家あんこさん、来春真打ちへ 昇進披露興行発表

林家あんこさん(撮影=武藤奈緒美)

林家あんこさん(撮影=武藤奈緒美)

 墨田区出身・在住の落語家・林家あんこさんが2027年3月21日、真打ちに昇進する。所属する落語協会が11月1日、真打ち昇進披露興行の開催を発表した。

林家あんこ真打昇進披露興行(チラシ)

[広告]

 あんこさんは1986(昭和61)年生まれ。父は落語家の二代林家時蔵さん。2013(平成25)年3月21日に林家しん平さんに入門し、翌年5月に前座となった。2017(平成29)年5月に二つ目に昇進。入門から14年の節目に真打ちとなる。

 第21代すみだ親善大使を務めるなど、地元・墨田区の魅力を発信してきた。母校の両国小学校や八広図書館でも寄席を開くなど、地域に根差した活動にも取り組んでいる。

 2022年からは、墨田ゆかりの浮世絵師・葛飾北斎の娘、応為を主人公にした自作落語「北斎の娘」を各地で口演。約50分の人情噺(ばなし)のほか、寄席では約10分の滑稽噺として楽しめる派生作品も披露している。

 寄席や落語会への出演に加え、子ども向けの紙芝居落語や、日本テレビ「笑点」のアシスタントなど、活動の幅を広げている。

 今回、春風一刀さん改め春風亭朝奏さん、林家たま平さんと共に昇進する。あんこさんは現在の芸名のまま活動を続ける。

  あんこさんは「大きな節目を迎えられるのは、いつも温かく応援してくださる皆さまのおかげ」と感謝を寄せる。「第21代すみだ親善大使への着任を機に、ご縁がつながり、墨田区内のさまざまな落語会やイベントに出演させていただき、創作落語『北斎の娘』が生まれ、感謝の気持ちでいっぱい」と振り返る。

 「真打昇進は私にとっての新たなスタートライン。これからも伝統を守りつつ、より一層精進していく。ぜひこれからも温かく見守っていただけたらうれしい」とも。

 昇進披露興行は来年3月下席(3月21日~)から。前売り券の予約は2027年1月21日10時から受け付ける(国立演芸場の公演を除く)。