広報戦略勉強会&交流会「小さい会社の最強・売上アップ広報戦略」が6月4日、「SIC(墨田区産業共創施設)」(墨田区錦糸4)で開かれ、地域事業者や個人事業主ら27人が参加した。
すみだ経済新聞を運営するシャノワとMEGAホンが共同で企画した同勉強会。地域で活動する事業者や店舗、団体などを対象に、「知ってもらう」「選んでもらう」ための広報戦略を学ぶ場として開催した。
前半では、MCを務めたぬっくの森下八尋さんが参加者同士の共通項を探すワークショップを展開。参加者は互いの活動や共通の関心事を共有し、会場には和やかな雰囲気が広がった。その後、すみだ経済新聞編集長の宮脇恒さんが登壇。「地域メディアの本質と活用方法」をテーマに、地域メディアの役割や活用方法について解説した。
宮脇さんは、地域メディアの役割について「人をつなぎ、魅力を発掘し、まちを編集すること」と説明。地域メディアは単なる情報発信ではなく、「地域の熱量を循環させる仕組み」であるとし、読者との関係性づくりや地域の仲間を増やしていく重要性を語った。
また、月間186万PVを記録したすみだ経済新聞の事例を紹介しながら、地域で読まれる記事づくりや、情報発信を行動につなげる考え方についても紹介した。
後半では、MEGAホンの千葉陽平さんが「AI時代の応援経済マーケティング」をテーマに講演。「応援者は資産になる」をキーワードに、小規模事業者でも実践できるPR戦略や情報発信の考え方、クラウドファンディング活用法、応援されるブランドづくりなどについて解説した。
千葉さんは「どれだけ良い商品やサービスでも、知られなければ存在しないのと同じ」と話し、「知ってもらう仕組み」「応援される仕組み」「選ばれる仕組み」をつくることの重要性を呼びかけた。
今回のテーマは「つながり」。講演後には交流会と2次会も行われ、参加者同士が名刺交換や情報交換を行った。会場では新たな協業や連携の相談も見られ、終始活発な交流が繰り広げられた。
参加者からは「すぐに実践したい」「新しい視点が得られた」「情報発信に対する考え方が変わった」などの声が寄せられた。
宮脇さんは「地域で頑張る人や事業者が、より多くの人に応援される仕組みをこれからも一緒に学び、実践していきたい」と話す。