東京在住の台湾人女性が台湾ローカル料理を振る舞うコラボイベント「台湾グルメ旅」が7月26日、錦糸町のホットケーキカフェ「ねこづき」（墨田区太平3、TEL 03-6456-1392）で行われる。

　同イベントは、ねこづき店主の大竹元樹（げんき）さんと台湾人の呉盈臻（ごえいしん）さん、林霙汝（りんえいじゅ）さんのコラボ企画。料理を呉さんと林さんが、ドリンク提供やマネジメント全般を大竹さんが担当する。

　イベントの背景について、大竹さんは「以前から旅行に行くなど台湾好きで料理も好き。当店でも台湾料理を提供してきたが、思いつくのはショウロンポーやルーローハン、夜市や屋台の食べ物などいかにも台湾というメニューになってしまいがちだった。台湾ローカルの人が食べる料理を提供したいと思っていたところ、共通の知人を通して呉さんと林さんと出会い、料理について相談したことがきっかけでイベント開催につながった」と話す。

　「日本と同様に台湾も地域によって食材や料理に特色があって面白い。今回も『その食材と食材を組み合わせるのか』と、2人の知識とアイデアに舌を巻くこともあった。当日は、コース形式でディナーを提供するほか、食材の説明や料理の文化的背景も解説する」という。メニューは、前菜、スープ、メイン料理、デザート、台湾茶を用意。アルコールは別料金。

　大竹さんは「呉さんが教える『台湾華語教室』としても利用してもらっている。国際文化発信拠点として、台湾の言語、文化、料理を通して地域の人と交流できる場を目指している。台湾の人が集うコミュニティーも作りたい」と話す。

　開催時間は19時30分～21時30分。参加費は4,000円。定員は先着5組10人。申し込みはねこづきとウェブサイトで受け付ける