総合芸術祭「すみだ五彩の芸術祭」の開催に合わせ、区内の子どもたちが描いた絵を車体にあしらったラッピングトレイン「五彩」が8月28日から、東武亀戸線を中心に運行される。
「すみだ」をイメージしたイラスト。ラッピング列車に使用される
同芸術祭は9月4日~12月20日の約4カ月間、墨田区内50カ所以上を会場に、100を超えるプログラムを展開する。美術、音楽、演劇、伝統文化などを通じ、地域に根付く文化や人々の営みを発信。ギャラリーや劇場のほか、古民家、寺、商店街など、街そのものを表現の場とする。「すみだ五彩の芸術祭」実行委員会と墨田区が主催する。
ラッピングトレインは、墨田区と、同区と包括連携協定を結ぶ東武鉄道が芸術祭の共催企画として運行する。亀戸線のほか、大師線、伊勢崎線北部、佐野線、小泉線、桐生線でもそれぞれ走る。
デザインには、5月31日に区が開いた「こどもわくわくフェスティバル」で、区内の子どもたちが「すみだ」をテーマに描いた絵を活用した。「すみだの色・かたち・文字」を自由に表現した数百点の素材を基に、千葉大学デザイン・リサーチ・インスティテュートの知見を取り入れて制作した。
車体には、東京スカイツリーやすみだ水族館のペンギンなど、墨田区の地域資源をイメージした絵をちりばめる。「みんながつくる すみだのげいじゅつさい」をキャッチフレーズに、地域で暮らす人々と共に創り上げる芸術祭を表現する。
関連企画として、東武線沿線や区内の道路に設置されているボラード(車止め)にも、ラッピングトレインと共通のデザインを施す「まちなかボラードアート」を展開。墨田区、東武鉄道、千葉大学などによる公民学連携の取り組みを紹介するパンフレットも制作し、区内の施設で配布する。
ラッピングトレインの運行は12月20日まで。