「立川三丁目町会盆踊り」が8月23日、元徳稲荷神社周辺(墨田区立川3)で行われた。前日の盆踊りは豪雨で中止となったが、この日は大勢の地域住民らが集まり、通りを埋めるほどのにぎわいを見せた。
立川三丁目町会は、亀戸天神社の氏子町会の一つ。今年は4年に一度の大祭に当たり、同日朝には町会みこしが同神社の「連合宮入」に参加。午後には立川三丁目周辺を巡行した。朝のみこしでも、町会の太鼓チームが中心となって祭りを支えた。
盆踊りは17時、太鼓チームの演奏で幕を開けた。祭りに向けて練習を重ねてきた太鼓を披露すると、会場から大きな拍手が送られた。久保田健一さんら太鼓チームは約20年にわたり、太鼓や祭りを通じた地域のつながりづくりに取り組んできた。
演奏に続いて盆踊りが始まると、浴衣や法被姿の踊り手を中心に、子どもから大人までが次々と参加。やぐらを囲む踊りの輪は、時間とともに大きくなっていった。
19時過ぎからは、立川三丁目町会オリジナルの踊りで構成する「立三メドレー」が流された。「恋するフォーチュンクッキー」「Y.M.C.A.」「マツケンサンバII」「ultra soul」などが次々と流れると、参加者は声を上げながら体を大きく動かした。初めて訪れた人も踊りの輪に加わり、会場の熱気は最高潮に達した。
墨田区内から参加した主婦は「墨田区で一番盛り上がると聞いて参加した。『恋するフォーチュンクッキー』は、おにぎりを作るような振り付けで踊るものだと思っていたが、立川三丁目では『イエーイ』と踊るのがユニーク。何より盛り上がって楽しかった。太鼓も最高だった。来年もまた参加したい」と話した。
朝はみこしを担ぎ、夜は太鼓と踊りで人々をつなぐ。約20年にわたる取り組みが世代を超えた大きな輪となって表れ、立川3丁目が一体となる祭礼の一日となった。